会社の上司が部下の仕事の進行状況をチェックしま 
 す。期限が五日後に迫っている作業が八割ほど終わっ
 ています。
 
 そこで「まだ二割も残っているのか」と上司に言われ
 れば、部下はプレッシャーを感じます。
 
 作業の進み具合がモタついていると批判されているよ
 うだからです。
 
 ところが「もう八割も終わっている。あとひと息だ 
 ね」と言われれば、あと二割をはやいとこ片づけよう
 と、部下はやる気を出します。
 
 「まだ」と言うか「もう」と言うか、どちらに焦点を
 当てるかによって、言われた方のやる気は違ってきま
 す。
 
 「もう六十歳」と自分を老け込ませる人「まだ六十 
 歳」と張り切る人、言うまでもなく「まだ」と受け止
 めている人の方が底ヂカラが出ます。